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幸せのこころとかたち
やっぱり幸せって続けることによって、得られるものだと思うんです
人を育てること
人を育てるには時間がかかる。

仏法という教えが素晴らしいからこそ、その教えを相手の中に残すには時間がかかる。

焦った所で早くなる訳では無い。時間をかけて、愛情を注いでゆく。

まさに人を育てることは自分の人生をかけてするもの。

だから、人生をかけて一人育てても素晴らしい。

その一人の為に自分の人生をかけるだけの価値がある。

そうやって一人から一人へと教えが引き継がれてゆく。

人を育てるとは、それだけ時間のかかることであり、価値のあることだと思いました。
まず相手を認める
人は一人一人これは正しいと思う価値観を持っています。だから、自分でどんなに正しいと思うことでも、それを相手に押し付けたら、反発します。

この時、相手が反発したのは、自分の価値観が間違っていたからではなくて、相手の価値観を否定したからです。

自分は自分で正しいと思ってやっているように、相手は相手で自分は正しいと思ってやっています。

自分が正しいと思うことを認めてもらうには、まず相手が正しいと思うことを認めてあげなければならない。

そうしなければ、相手は心を閉ざし、自分の話を聞いてはくれません。

まず相手を認めることが何よりも大切なことなのですね。
今の苦しみ
苦しみも楽しみも時間と共に過ぎ去ります。どんなに楽しい思い出も過去のものとなりますし、どんなに苦しいことも過去の記憶になります。

でも、現在の苦しみは、いつまで経っても現在が続いてゆくから、苦しみはいつまで経っても続いてゆく。どんなに楽しいことをしていても、心の奥底には苦しみがあり、続いている。

この今の苦しみを取り除かなければ、私たちは幸せになることはありません。

この今の苦しみとは、現実世界で何かあるから苦しんでいるのではなく、ずっと続いている。

いつもは見えなくても、何かの縁で思い通りにならないことがあると見えます。

この今の苦しみを解決することが人生の目的であり、人生かけてやらなければならないことなのです。
基本を身につけなければ
基本に忠実に生きたら、ミスは起こらない。ミスが起きるのは、やるべき手順を疎かにして、やるべき事をやらないことから起きます。

そして、多くの場合、やるべき事をやらないからと言って、すぐにミスが起きる訳では無い。

ミスが起きても気づかずに時間が過ぎてゆきます。そして、やがてミスが発覚する。その時には、あれも見つかった、これも見つかったと、ミスの山積みになって見つかる。

そして、余りのミスの多さに自分はダメな人間なんだと思ってしまうのです。

基本が身についていない人は、動けば、動くほど、ミスが起きる。

そして、ミスを起こさないようにしても、またミスが起きる。そして、自信を失ってゆく。

基本はまず最初に身につけなければならない。

そうしなければ、安心して毎日を送ることはできなくなってしまうのです。




名利の大山に迷惑して
人は誰しも認めてもらいたいと思っています。
それは認めてもらうことによって自分を感じるからです。

でも、多くの人は認めてもらう為に自分を良く見せようとします。そうすると、善人の自分は愛されるが、悪人の自分は見捨てられると不安になります。

本当は善人であっても悪人であっても自分は自分。ありのままの自分を認めてもらいたいと思っているのに、見捨てられるのが怖くて、どうしても自分を良く見せようとしてしまいます。

そんな人は自分に価値が無くなってしまうことを恐れます。

善人や価値にしがみつき、いつも自分を上にしようとします。

でも、本当は何もない自分でもいいんだと思いたい。それでも、怖くて見せられないのです。

その為、格好つけ続けてしまうのです。

親鸞聖人が名利の大山に迷惑してと言われた通りだなと思いました。


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