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幸せのこころとかたち
やっぱり幸せって続けることによって、得られるものだと思うんです
恩徳広大釈迦如来
観経意

恩徳広大釈迦如来 韋提夫人に勅してぞ 光台現国のそのなかに 安楽世界をえらばしむ

阿闍世の為に牢に閉じこめられた韋提夫人は苦しみのあまりのたうち回った。なぜ私はこんな目に遭わなくてはならないのか。私が何をした。ここで韋提夫人は誰かに酷い目に遭わされている訳ではない。ただ牢屋に入れられただけなのに、思い通りにならない現実を受け止められず、なんでこんな現実がやってくるのか?そんな悪い種まきを自分はしていない筈なのに、なぜ私はこんな目に遭わなければねらないのかと苦しんだ。そして、苦しみから、お釈迦様に助けを求めた。

ちょうどお釈迦様は法華経の説法の最中であった。しかし、韋提夫人の苦しみを感じられたお釈迦様はまず目の前の韋提夫人を救わなければならないと思われ、説法を中断し、韋提夫人の所へ向かわれたのである。だからこそ、韋提夫人にとってお釈迦様は恩徳広大なのである。しかし、そんなお釈迦様に対して、韋提夫人は恨みのつぶてをぶつけることしかなかった。なぜ私はこんな親不孝な阿闍世を生んだのでしょう。いや、阿闍世は素直で優しい子供だった。そんな阿闍世をそそのかしたのは、あの提婆よ。提婆が憎い。でも、あの提婆とお釈迦様はいとこでしょ。お釈迦様があまりにも偉大だから、提婆が妬んでこんなことをしたのでしょう。真実から言ったならば、苦しみは自分の心が生み出したものなのに、それが分からず、誰かが私を苦しめているとしか思えない。だからこそ、お釈迦様が悪いと、助けに来てくれたお釈迦様までも悪者にできる。

その恨みの話をただ無言で聞かれたお釈迦様に対し、こんなに恨みをぶつけても反応してくれない偉大夫人は、いよいよ苦しみ、そして、体を投げ出し、私はこんな地獄のような世界はもうたくさん、来世は幸せな世界に生まれたい。どうかお釈迦様、幸せな世界に生まれる方法を教えて下さい。と懇願した。

その言葉を聞かれたお釈迦様は眉間の白豪相から、光を放ち、諸仏方の浄土を見せられた。偉大夫人はその素晴らしさに感動しながらも、その中でひときわ輝く浄土を見つけ、あの浄土は誰の浄土ですか?と聞かれた。

それに対してお釈迦様は偉大夫人よ、よく気づかれたか、あの浄土は阿弥陀仏の極楽浄土であるぞ。と言われた。

それを聞いた偉大夫人は、私はあの阿弥陀仏の極楽浄土へ生まれたいと願いを起こされた。


ここでお釈迦様は阿弥陀仏の極楽浄土へ生まれたいという願いを起こすことが目的だった。私たちは阿弥陀仏の極楽浄土に生まれたいと思うからこそ、頑張る。この気持ちを起こすことがお釈迦様がされたいことだったのです。
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